英語学習はマラソンです。
その道のりは長いです。
感情に任せて勢いで勉強しようとすると、長続きしません。
「やる気」が出るまで待つのではなく、「やる気」がなくても勉強する仕組みを作ってください。
みなさん、やる気があってもなくても仕事に行きますし、学校に行きますよね。
それは仕事に行くことでお給料をもらう仕組みになっているし、学校に行くことが義務教育という仕組みになっているからです。
勉強会を毎週同じ仲間と同じ曜日にする仕組みを作る。
寝る前の30分は、リビングルームに英語日記を投稿する時間にする。
など、仕組みを作って習慣にしてください。
また、間違うことや、わからないことに挑戦する不安なども逃げることなく、ぜひ向き合ってみてください。
みなさんが間違う時、わからないことに挑戦して不安を感じる時も、みなさんは決して一人ではありません。
みなさんの学習を応援している先生たちがいますし、同じように勉強を頑張っている他の生徒さんたちもいます。
そして間違っても、不安を感じても、みなさんはきっと歩み続けていく強さを持っています。
お互いが支え合うブルーハウス沖縄のコミュニティーの中で、たくさん間違って、「間違ってもいいんだ」って知ってください。
たくさん挑戦して「不安を感じてもいいんだ」って知ってください。
そうやって人は人間力を磨いていくと、私たちは信じています。
世の中の人は何かしらのやりたいことを抱えています。
けれど、実際にそれを行動に移す人は、ほんの少しの人だけです。
自分から行動を起こして失敗するより、何もしないでいる方が楽だし、怖くないからです。
しかしみなさんは、「英会話教室に通う」という行動を起こしました。
それは、とても大きな覚悟だったと思います。
みなさんは、世の中の大半の人とは違う「自分から行動を起こす」という道のりを既に歩きだしています。
ぜひ自分で「英会話教室に通う」と決めた時のこと、自分から行動を移した時のことを忘れずに、このまま自分から行動を起こすという人生を歩み続けてください。
お教室では、恥ずかしがらずに自分から他の生徒さんと、目線を合わせて挨拶をしてみてください。
自分から声をかけて会話を始めてみてください。
わからないことがあったらネットで調べてみる。
時間があったらスタディールームで予習や復習をする。
そうやってみなさんが、自分から行動を起こして、自分の人生を切り拓いていく。
世界に出てもくじけない、たくましい力を身につけることを先生一同願っています。
ブルーハウス沖縄は、みなさんの優しさの上に成り立っています。
何かをいただいた時や、何かをしていただいた時には、お返しをお忘れなく。
英語の会話練習をしてもらったら、日本語の練習をお返しする。
褒めてもらったら、褒めてお返しする。
お誘いしてもらったら、次はこちらから誘いする。
ご馳走していただいたら、お返しにご馳走する。
何をご馳走していいかわからない時は、「ご馳走をさせていただきたいのですが、何がお好きですか。」ってきいてみてください。
また、お返しする以上に、自分から与えられる人になってください。
「日本語の練習のお手伝いをしましょうか。」
「日本語上手になりましたね。」
「何かお手伝いできることはありませんか?」
「ここはご馳走させてください。」
そうやって、自分から与えられる人は、周りの人たちからもたくさん与えられると思います。
みなさんが世界に出た時も支え、支えられる人になることを願っていますよ。
会話練習ではできるだけ簡単で、わかりやすい内容にしてあげてください。
外国の方たちだけではなく、他の日本人の生徒さんたちとの会話も会話に参加しやすいように、専門的な会話や聞く人に関係のない内容は控えてください。
また、他の生徒さんを仲間外れにするような言動は控えてください。
できるだけその場にいる人たち全員が、参加できる内容にしてあげてください。
お教室では、携帯やタブレットを最大限に活用してください。
英語で何て言っていいかわからない時は、写真や動画を検索してそれを見せてあげてください。
写真や動画を見せてあげられると、わかりやすいですからね。
翻訳機を使うよりも、実物を見せてあげる方が理解してもらいやすいです。
ディスニー映画のアナと雪の女王だって、英語のタイトルは「Frozen」。
なので英語で「Anna and the Snow Queen」って言ったところで何の映画の話をしてるのか、外国の人たちには伝わりません。
ですのでぜひ、その映画の写真や動画を見せてあげてください。
また英文法の説明や、単語の微妙な違いなどを知りたい時は、ネットで検索することをオススメしています。
ネットには簡単な説明や、わかりやすい例なども専門家の人たちがたくさん載せてくれてます。
もし私たちが外国の人たちに、「私は日本人です。」「私が日本人です。」っていう時の、この「は」と「が」の違いを英語で教えてください。
って言われても、日本語講師ではない限り、なかなかできないですよね。
私たちは日本語を話しますが、日本語を英語で教えるプロではありません。
それは、外国人の方たちも同じです。去分詞の説明を求められても、上手に答えられないかもしれません。
それか、過去分詞の説明を難しい英語で説明されても、私たちが理解できないかもしれません。
それよりは、英文法の説明や語法などの疑問はネットや参考書を調べてみて、会話練習ではリスニングやスピーキング練習を重点的にやってみてください。
会話練習してる相手、外国の方が理解してくれてるかどうか、よく観察したらわかりそうなものですが、けどそれ、難しかったりしますよね。そんな時は単純に相手に聞けば OK!
「わかりますか?」って聞いてみて、じゃあ私の言ったこと説明してみてくださいって、確認まですると誤解が少なくなります。
その時は“Can you explain it to me?”って聞いてね。
ほとんどの誤解のはこの単純な確認、「わかりますか?」「説明してみてください」この2つで防げます。
会話練習、楽しいですよね。
みなさんが大声で大笑いしたくなる気持ち、わかります。
けど、同じ空間には耳の悪い人もいたり、相手の声が小さくて一生懸命聞こうとしてる人もいたりします。
ですので、大声を出すことは避けてくださいね。
また、Study Exchange でも大声を出すことは避けてください。
カフェやレストランには、他のお客さんもいますからね。
他のお客さんの迷惑にならないように、声の大きさや席の使い方には注意をお願いします。
容姿について
「足短いね」、「〇〇に似てるね」、「セクシーだね」など、人の容姿や見かけに関する話題は避けてください。
面白いと思って言ったり、良かれと思って褒めているつもりでも、言われた方の受け止め方によっては、相手が不快に感じることもあります
欧米諸国では、仕事の応募の時に提出する履歴書には、生年月日も性別も、未婚か既婚かも記載しなければ、証明写真も入れません。
年齢や性別、既婚か未婚、その人の顔を採用・不採用の判断の基準にすると、訴えられるからです。
また、容姿や見かけに関する話題は、大きな口論に発展することも多くあります。
その人の容姿や見かけを判断するのではなく、その人の中身について興味をもって質問したり、聞いてあげたりしてください。
人を不快にさせること
「そんなこともわからないの?」、「また遅刻だね。いつも遅刻してるよね。」、「あなたには無理。」
など、人を見下すような発言、批判するような発言、相手を不快にさせるような発言は控えてください。
日本を出てしまえば、いろんな国の人たちがいろんな考えのもと生活しています。
いろんな国の人たちが一緒に生活しているような場所では、できるだけ誤解のないように、できるだけ相手に不快な思いにさせないように、細心の注意を払ってそれぞれがコミュニケーションをとっています。
なぜなら小さな誤解や小さな不快感が、大きな口論に発展したり、殴り合いのケンカになることも
あるからです。
そもそも、誰かを批判する時、誰かを見下す時、「自分の方が正しい」って思ってないとできないと思うんです。
けど、私たちが正しいと思っていることって、本当に正しいんでしょうか。
私たちの常識だけがいつも正しいんでしょうか。
世界に出れば出るほど、誰かの「正しい」は、誰かの「間違い」であって、
誰かの「間違い」は、誰かの「正しい」なんだなって、
絶対的な正しさなんてないんだなって、思い知らされます。
たくさんの人の「正しさ」を学ぶことなく、自分の中の「正しさ」だけで人を判断するのは、ぜひやめたいものですね。
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